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先週末は焼けるように暑~~い日が続きましたね!
みなさんお変わりありませんか?

さて、こんな暑い日には、爽やかなデザートが似合います!
このところ、ちょっとゼリー作りに夢中になっていまして・・・・。
そんなセナを見て、セナパパが上野・アメ横でプロも使うゼラチンを買ってきてくれました!

セナパパの好意を無駄にしないように、早速コーヒーゼリーでもつくりましょうかぁ~♪
まずは、美味しいアイスコーヒーを作らなくっちゃ!!!
   コーヒーゼリーを
材料は・・・・・。
アイスコーヒー用粉(イタリアンロースト)45g・砂糖30g・ゼラチン15g。
(砂糖は80gなのですが、出来上がってからガムシロップでお好みの甘さにしてください。)

最初にゼラチン15gを3倍~4倍の水に10分ほど浸けておきます。
   セナパパが買ってきたゼラチン
この紺色のパッケージに入ったゼラチンは、とてもまろやかな仕上がりになって
美味しいのですよ~~~♪


そしてお湯はやかんで沸かして、温めていない細口ポットにお湯を移すとちょうど
いい温度に近くなります。
   まずはアイスコーヒーを
円を書くようにゆっくりお湯を注ぎます。表面にまんべんなくお湯が行き渡ったらその
ままにして蒸らします。


   蒸れてますねぇ~♪
ほら・ほらコーヒーが盛り上がってきました。蒸れてますねぇ~~♪


お湯が全部落ちきらないうちに次のお湯を注ぎましょう。
   まんべんなく注ぎます
このときも一箇所だけにお湯が落ちないように、ゆっくりと円を描くように・・・・。


500ccのアイスコーヒーを抽出したらお湯が残った状態でドリッパーを外します。
   お湯が残っているうちに
こうすることで、すっっきりとした美味しいコーヒーが出来上がります!
    

先ほどのゼラチンを熱いアイスコーヒーに混ぜます。
   ゼラチンと入れます
しっかりとかき混ぜることがポイントです。


そして、しっかり荒熱も取りましょう~~~☆
   しっかり荒熱をとりましょう!
中のアイスコーヒーがまったりとしてくるまで!


最後に平たいパットに入れたら、上の泡を綺麗に取り去りましょう。
   パットに入れたら~
しっかりラップをして一晩冷蔵庫で寝かします。
翌日パットから取り出して (取り出しにくい場合はほんとにかる~く湯せんする)
正方形になるようにカットします。
すぐに器に盛らずに、一度パットに移しちょっと冷蔵庫で冷やすと、見た目がより
綺麗にに出来上がりますよ!


   コーヒーゼリーの完成です!
生クリームとガムシロップ(お好みで)を掛けていただきましょう!
爽やかなコーヒーゼリーを召し上がって、暑~い夏も元気に乗り切りましょうねぇ~


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いや・・・・(汗)
アジア産のコーヒーが長雨の影響を受け収穫が1か月も遅れました。
そのせいで収穫量がぐっと少なくなり、ニュークロップの価格が跳ね上が
ってしまいました。当店の「マンデリントバコ」がそれでした。

どうしよう???? 売値を値上げ????
でも消費税がUPしたばかりの昨今、これ以上の値上げは避けたい!!

それから探しましたよ~~~
1か月以上もかかってやっと見つけた素晴らしいマンデリン!
その名も「マンデリン スペシャルG1」です。
マンデリントバコほど価格が高騰していません。


  マンデリン生豆
ほらほらきれいな生豆でしょ!マンデリンの生豆は特に緑色がきれいなんです。

     インドネシアMAP
マンデリンスペシャルG1もマンデリントバコと同じスマトラ島で産出されます。
産地はスマトラ島北部、北スマトラ州・アチェ州です。
  
  ラウト・タワール湖
アチェ州・ラウト・タワール湖の付近の写真です。
トバコと同じように湖の近くで素晴らしいコーヒーが栽培されています。

  ベテランのハンドピッカーが
ベテランのハンドピッカーが生豆の選別をしています。

良かった~~~♪ 
    素晴らしいマンデリンに巡り合って!
          フルーティなコク・香りをお楽しみくださいねぇーーー


  

たまには真面目にコーヒーのお話をいたしましょうか・・・・
      前回のエチオピアモカにまつわる素敵なお話です。



エチオピアの山羊飼いカルディのコーヒー発見物語~~~♪

エチオピアにカルディという一人のアラビア人ヤギ飼いがいました。
ある日のことカルディは、自分が世話をしているヤギが牧草地に生えている
灌木の実を食べると、騒がしく興奮状態になることに気づきました。

そこで、近くの修道院を訪ねてこの不思議な話を伝えると、院長も不思議
に思い、その実の効能を自ら試してみることにしました。
茹でて飲んでみたところ、気分が非常に爽快になったのです!

これに驚いて彼は夜の儀式中に居眠りをする修道僧たちにも飲ませてみる
ことにしました。
すると効果てきめん。弟子たちは居眠りもせずに勤行に励むことができま
した。
やがて「眠らない修道院」の噂は国中に広まり、魔法の木の実が競って求
められるようになったということです。

これがエチオピアは“コーヒー原産国”と言われている由縁なのです。



あともうひとつ、みなさんにお伝えしたい素晴らしいセレモニーがあります。
エチオピアに伝わる素晴らしい伝統です!! 
            
友人にお願いして書いてもらった絵で・・・・(えへ!)
      

  セレモニー 1
 ほぼ、ここまでに悠に30分・・・・



  セレモニー 2
最初のコーヒーを飲み終えると2番煎じ、3番煎じとゆっくり時間をかけて
行われます。
すべてのセレモニーが終わるまでにかる~く2時間ほど要するらしいです・・・


でもね!砕いたコーヒー豆を直接お湯に入れ、煮出したわりにはすっきりと
したコクと深い香りが楽しめるそうです。
焙煎屋としては、本物のコーヒーセレモニーを体験しないといけませんね!

今でも、普通にエチオピアではお客様をもてなす際にこの慣習が行われてい
るそうです。

このセレモニーは日本に茶道に通じるものではないでしょうか・・・?
   伝統を大切にする心!我々日本人が気にもせずに、なおざりにしているもの!!
    この記事を書きながら、改めて自分の日々の生活を反省されられましたーー泣く

今日は春になると一段と人気がでるコーヒーのお話ですよ~~~♪
そのコーヒーとは香りが華やかで、愛好家がたくさんのいらっしゃるモカ です。

モカっていう名前の由来を聞いてくださいますか?
イエメンの南西岸、紅海に面する小さな港町「モカ港」がその舞台です。

1628年のとある日、オランダの商船がモカ港に立ち寄り40袋のコーヒー豆を
買い込み、母国へと持ち帰ったのです。
そしてこれがヨーロッパ人が初めて買ったコーヒー豆であり、その後コーヒーは
世界中に広がったといわれています。
  モカ港
                      参照:「モカコーヒーの世界へ」


昔、アラビアで産出されたコーヒーはこの港から船積みされたので、港の名に因んで
「モカコーヒー」と呼ばれました。
当時はイエメン対岸のエチオピア産のものも一緒に輸出された為に、エチオピア原産の
コーヒー豆もモカと呼ばれるようになり、現在に至っています。
  エチオピアMap
現在、日本に入ってくる「モカ」はエチオピア産のものが多いです。

当店もずっとエチオピアハラー地区で産出された「エチオピア モカ ハラー」を焙煎
していました。

しかし残念なことに数年前に、「モカコーヒー」は検疫検査で日本独特の基準によって
輸入がストップされてしまいました。そして何年か後にやっと輸入が許可されたのが、
「モカシダモ」・「モカレケンプティ」です。それぞれ産地の名称がそのまま生かされて
います。

     エチオピア モカ レケンプティ
エチオピア モカ レケンプティの麻袋です。


  綺麗な豆です!
こちらが焙煎したばかりのモカ レケンプティ!
やはりシダモとも豆の感じが違いますね。


早速、モカ好きのお客様に試飲していただきました。
   「美味しいよ~~~~~~」って、お返事が届きました。   

                                   
良かったーー

爽やかなモカ独特のフルーティな香りが特徴で、
            豊かなコクと甘味も際立ちます!!
              みなさまも一度お試しくださいませ~~

あっという間に10日が過ぎ、お正月気分もどこかに飛んでいきました。
今年も仕事がんばります!・・・・・(笑)

新春第一弾は、以前にもお伝えしましたブラジルショコラについてお話します。

南米・ブラジルの地図です。
ブラジルショコラ故郷は、ブラジルの首都サンパウの北に位置する
ミナスジェラス州「サンアントニオ・ド・アンパロ」という地域です。
      ブラジルショコラの産地
主にショコラはこの地域の誇り高き20農園にて栽培されています。


   サンアントニオ ド アンパロ
標高1000m~1100m・2500haという広大な土地で120年もの伝統を受け継いで
今も大切に栽培されています。


       ショコラ真綿袋
こんなに綺麗な麻袋に入って、当店にやってくるんですよ~~~♪


   ブラジル ショコラ 生豆
これがショコラの生豆です!焙煎前のコーヒー豆ってこんな色しているんです。


セナパパが心を込めて焙煎しました。見てやってくださぁ~~い。
   ショコラiceの完成☆
きれいでしょう~~~~ 
ブラジルショコラの特徴は何と言っても甘味たっぷりのコクにあります!
優秀な土壌や栽培の丁寧さなどが、その品質の良さを保っているのだと思います。
バレンタインの時期にぴったりのコーヒーですね~~~